プロ野球がメジャーリーグに勝っている2つの事柄
メジャーリーグを想像すると、外国人選手の圧倒的なパワーがイメージしやすいですね。
ボールが球場を飛び越え、海まで飛んでいくようなホームラン、169km/hのストレートなど、さすがに日本人選手では太刀打ちできるレベルではありません。
ですが、日本のプロ野球界にも、世界に誇れるものがあります。
その中の2つを紹介致します。
1つ目は足の速さです。
世界大会が頻繁に行われるようになった昨今、世界の選手と目で比較出来る機会が増えています。日本代表に選ばれる選手は総じて足が速いです。MLBに快足と呼ばれる選手はいますが、日本の野球選手の走塁技術は平均的に高いレベルと言えます。
2つ目は守備です。
メジャーリーグの守備が力任せでザルな部分が目につきますが、日本人野球選手の守備は一級品です。草野球のようなエラーなどまずしません。ダブルプレーや外野からの中継プレーは連携が取れています。
肩の強さや身体のバネといった一つ一つの身体能力にフォーカスすれば、確かにメジャーリーグはレベルが高いです。ですが日本の野球選手は、手堅くミスの無い高品質な守備がウリなのです。メジャーリーグで走塁と守備力を武器に一線級の活躍をしていた日本人選手は珍しくありません。
イチロー選手は有名ですが、新庄選手や松井選手、井口選手、福留選手など、どの選手も共通して走塁、守備技術が高いのです。
身体能力のハンデを努力で補う姿勢が、日本の野球をレベルアップさせています。
緻密な戦略や連係プレー、監督の采配など、ブックメーカーではメジャーリーグよりも、データ分析をして相手打者の苦手な球種やコースを投げるなど、日本のプロ野球の方が面白い点もあります。
ただ、世界での認知度が圧倒的に違うので、日本のプロ野球よりもメジャーリーグの方が賭けるファンは圧倒的に多いです。
日本のプロ野球にも世界に誇れる要素はたくさんあります。